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シャープさんフラットさんベントラーさん(誤) [演劇]

正しくは、『シャープさんフラットさん』『ベントラー・ベントラー・ベントラー』です。
念のため(笑)。

とりあえず、観劇の感想を。
って、これ書くの実は2回目です。
1回、時間をかけて最後まで書いてたのに時間をかけすぎてエラーになって消えました。2283879.gif
なので、2回目は簡略に書きます[パンチ]

一応ネタバレ防止のため、読みたい方だけ↓からどうぞ☆


その前に、私が買ったグッズを載せておきます。
これはネタバレじゃないよね?[あせあせ(飛び散る汗)]

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↑『シャープさんフラットさん』パンフ&ナイロン15周年記念ブックがセットになってます

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↑左から、ベントラー×3トレーディングカード(3枚入り)・パンフ・ガチャガチャ(缶バッジ)

 

まずはナイロン100℃『シャープさんフラットさん』

今作では劇団員を2チームに分け、同一演目をダブルキャストの2本立てで上演するので、
両方とも観てきました。
昼にホワイトチーム(主演:三宅弘城)、夜にブラックチーム(主演:大倉孝二)という順番で。
主演の2人だけは両チームに参加してます。ご苦労様です(笑)。

都会を離れサナトリウムに滞在している劇団を主宰する作家(主人公)と、
その周り
の人たちのお話。
基本は両チームとも変わりませんが、終盤から展開が変わってきます。
いや、序盤からすでに微妙な違いはありましたね。

「笑い」を追究する劇作家が主人公なので、当然笑いも沢山散りばめられてますが、
全体としてはシリアスなお話でした。
テーマとしての「笑い」もあったけど、1番のテーマはタイトルが示していました。
劇中で、主人公の劇団の所属する変わり者と言われている役者が、
小学校の時に書いたという文集の一節にそれはありました。
「自分はどうやら人とは価値観が違うようだ。合唱してるつもりでも音程が外れている。
 でも、実は人間は誰しもそうなのではないか。みんな外れているのではないか。
 だから僕はそんな人たちのことを【シャープさんフラットさん】と呼ぼう。」

みたいな感じの内容。
このシーンは舞台の後半に出てくるんですが、私はその時になってようやく
登場人物たちの関係性、というか空気感が掴めたような気がしました。
みんなズレてるんですよ。恋人・父子・上司と部下・劇作家と劇団員…。
だからみんな孤独な印象を受けたんだなぁと。
「シャープさんフラットさん」という言葉の意味もこれでようやく分かりました。

ダブルキャストで内容もほぼ変わらないんですが、
個人的にはストーリーはブラックの方が好きですね。
ラストで両チームともに死が訪れるんですけど、
ブラックではその裏で父子の音程が合うんです。それが良かった。
でも、キャストはブラックよりホワイトの方が役の設定と合ってる気がしました。
やっぱり松永玲子さんは素晴らしい![グッド(上向き矢印)]
客演の小池栄子ちゃんも結構重要な役だったけど見事に演じててビックリ!
んで、佐藤江梨子ちゃんはビックリするくらい脚が長い!(笑)

あと、個人的に。
ブラックチームは2列目の席で見てたけど、大倉さんが吸ったタバコの煙が
自分の所まで漂ってきて1人ドキドキしてました[揺れるハート](大爆)
はい、スミマセン<(_ _)>


うーんと、これ感想になってます?[あせあせ(飛び散る汗)]
いまいち内容を把握し切れてないんだよなぁ。
頭を使うのは苦手だ…。


かたやPiper『ベントラー・ベントラー・ベントラー』(笑)。

これはもう説明のしようがない内容です(;^_^A
宇宙人なんて登場しないのに、お互いがお互いを宇宙人だと思い込んで、
勘違いが勘違いを生み、事がどんどん大きくなっていき、
最後にはバレンタイン監督がお亡くなりになり(意味不明)、
歌とダンスでエンディングを迎えるという…観なきゃ分からない舞台です。(説明放棄)
だって、エピローグで大王(=後藤ひろひと/作・演出・出演)が仰ってるもん。
「この舞台を観た観客の感想で1番短いのが一文字で『で?』
2番目に短いのが二文字で『んで?』
それに対する私の答えは三文字で『べつに』。」
って。(o_ _)ノ彡☆
本当に頭の中を空っぽにして爆笑できる中身のない舞台なんです!(褒め言葉)

開演前からそれは始まってました。
まず、開場時間になるとロビーにこんな人↓がウロついてました。

20091012-13 (7).JPG

劇中では、この中身は大王なんですけど、さすがにこれ↑は違うよねぇ?[あせあせ(飛び散る汗)]
この方、劇場内にも入ってきて開演時間までウロつきます(笑)。
と同時に、開演前にも関わらず誰もいない舞台上では色んなことが起きました。
急に電話が鳴り出し、机の上の灰皿(食器?)は落ち、額縁も落ち、
宇宙人らしき手がドアを叩き。
そんなことが起こるたびに舞台奥からスタッフが出てきて、
不思議そうな仕草(演技)をしながらそれらを撤収していきました。
えぇ、どの小道具(宇宙人の手以外)も本編では使用しないんですよ。( ̄◇ ̄;)
開演前にチョット観客を楽しませるためだけの仕込み。なんて贅沢な無駄なんだ!(爆)

本編でも何度も爆笑させられました。(゜▽゜=)ノ彡☆
大王の「パコ」(=後藤さんは映画「パコと魔法の絵本」の原作者)ネタはズルイ!!
「ザリガニ対パコ」とか「お前のほっぺたを触ってやりたい」とか。
映画や元の舞台を知らない人は置いてけぼりですよ。
それと、今作は『スプーキーハウス』『ひーはー』に続くお屋敷シリーズの第3弾ということで、
前2作を知らない人もこれまた置いてけぼりだったんじゃないかと。
もじゃき君って誰?状態で(笑)。
ま、私は1作目は観たことないんですけど。(えー)

客演の松尾貴史さんは、多分初めて生で拝見したと思いますが、本当に芸達者!
ほんの一瞬だったけど手品もしたし、パントマイムもしたし、宇宙語も喋ったし(笑)。
そして、当初出演予する定だった平山あやちゃんの降板で、
急遽出演することになった鈴木蘭々ちゃん。
稽古の時間も少なかったと思うけど堂々とした演技でした2299416.gif

カーテンコールでもまだまだ笑わせてくれましたよ。腹筋善之介さんに(*≧m≦*)
近々1人芝居をやられるそうなんですが、そのネタを無理矢理やらされて。
それがもうメチャメチャ面白くて、ひょっとしたら私、本編よりも笑ってたかも(爆)。
蘭々ちゃんなんて号泣してましたもん。ヾ(T∇T)ノ彡☆
他の出演者のみなさんも、「こいつアホだなー」みたいな顔して笑ってたし。
真剣にアホなことをしてる大人って素敵[ぴかぴか(新しい)](笑)


おぉう。
簡略に、とか言いながらメチャメチャ長いし![あせあせ(飛び散る汗)]
もうここで終わり!(爆)


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